【ボクシング】亀田京之介vsアラン・ピカソ
【ボクシング】
亀田京之介vsアラン・ピカソ
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ボクシング亀田３兄弟のいとこで、ＷＢＣフェザー級２３位の亀田京之介（２６）＝ＴＭＫ＝が１４日、渡米を前に関西国際空港で取材に応じ、米ラスベガスで１９日（日本時間２０日）に対戦するＷＢＣスーパーバンタム級１位のアラン・ピカソ（２４）＝メキシコ＝との再起戦へ意欲を語った。１２月２７日にサウジアラビア・リヤドで４団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥との対戦が浮上しているピカソを倒し、尚弥戦を白紙にさせる番狂わせを誓った。既定路線がなんぼのもの。京之介は威勢良く言い放った。「ピカソと井上の試合をぶっ壊したい」。階級は違えどキャリア、世界ランクともに実績で上の相手にも、ひるむことはない。有力視されているピカソＶＳ尚弥に、待ったをかける番狂わせを起こすつもりだ。 ＷＢＣフェザー級の２３位ながら、成り上がりへ舞い込んだ大きなチャンスだ。２月にメキシコでＴＫＯ負けを喫した元世界２階級王者のルイス・ネリ戦以来となる再起戦。聖地・ラスベガスのリングで世界元６階級王者の大スター、マニー・パッキャオ（フィリピン）の４年ぶり現役復帰戦の前座を務めることになった。 度々の“ビッグマウス”とも取れる発言、振る舞いにＳＮＳなどで誹謗（ひぼう）中傷を受けてきた。しかし、京之介は「ゴタゴタ言ってくるやつを見返したい」とアンチの存在をむしろ闘志に変換している。「（ピカソは）強い選手と思ってないから」と強気な言葉を連発し、「これに勝ったら次はネリにリベンジ。後々には井上チャンピオンとやりたい」と大きく出た。負けられない理由もある。５月に年上の女性と結婚し、６月に長男の虎之介君が誕生したばかり。「めちゃくちゃ力になりますよ。勝ってこないとあかんなって」。愛する息子を抱き上げ、別れのあいさつを済ませると、覚悟を決めた表情で異国の地に飛び立った。
◇亀田京之介（かめだ・きょうのすけ）
１９９８年１０月１日、大阪市出身。ボクシング元世界王者の亀田３兄弟がいとこで、叔父の史郎氏の下で６歳から競技を始めた。１７年９月にプロテストに合格し、１８年１月のデビュー戦で２回ＴＫＯ負け。同年５月にプロ初勝利を挙げる。２１年７月に日本フェザー級ユース王座を獲得。右ボクサーファイター。１７６センチ。愛称は「浪速の狂拳」。
プロ戦績21戦15勝(9KO)4敗2分
【Yahoo Newsより】
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