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ボクシングトレーニング前のストレッチ(準備体操)について

2024.04.12

ボクシングトレーニング前のストレッチ(準備体操)とは?

 

ボクシングのトレーニングを始める前のストレッチ(準備体操)。怪我の防止やパフォーマンスの向上、ダイエットや脂肪燃焼・代謝促進のためにも体の柔軟性を保つことはとても大切です。今回は間違った認識を持ちがちなストレッチについて書いていきますので、ボクシング初心者(ビギナー)の方からプロボクサーの方まで参考にしてもらえればと思います。

 

1.静的ストレッチは練習後に行う

フィリアボクシングジムの会員さんでもそうですが、ほとんどの人がボクシングのトレーニング開始前の準備体操で静的ストレッチを行っています。静的ストレッチとはヨガマットなどを敷いて行う整理体操のようなものです。足裏をゆっくり伸ばす前屈や股関節などを伸ばす開脚などが代表例に挙げられます。一般的にストレッチと言うとこの静的ストレッチを想像しがちだと思いますが、これだと脳が今から運動するぞ!トレーニングを開始するぞ!というスイッチオンの状態にならず、逆にトレーニングが終了したと錯覚してしまうのでパフォーマンスが低下してしまいます。ボクシングだけではなく他のスポーツでも同じことが言えますが、トレーニング前の体が温まっていない状態で行うゆっくりとした静的ストレッチは筋肉の断裂や筋を痛めてしまうことにつながるので推奨しません。静的ストレッチはボクシングのトレーニング終了後に行うようにしましょう。

 

2.動的柔軟体操(ダイナミックストレッチ)について

ではボクシングのトレーニング前に行うストレッチとは何か?それは動的柔軟体操(ダイナミックストレッチ)になります。文字通り体を動かしながら行うストレッチになります。軽くジョギングをする感じで身体を動かしながら肩の付け根をタッチして二の腕の裏を伸ばしたり、足を徐々にあげていって足裏の筋肉を伸ばしていったり、つま先をねじってお尻周りの大きな筋肉を伸ばしていくストレッチです。体を大きくダイナミックに使いながら行うストレッチなのでダイナミックストレッチという名称になっています。お尻周りを引き締めるヒップアップや二の腕のシェイプアップにも効果的です。シャドーボクシングやサンドバック、ミット打ちやマスボクシング・スパーリングなど本格的なトレーニング開始前に動的柔軟体操(ダイナミックストレッチ)を行うように心がけましょう。

 

まとめ

バンテージを巻いてボクシングの本格的なトレーニング(シャドーボクシング・サンドバック・マスボクシング・スパーリングなど)に入る前にまずは準備体操、ストレッチを入念に行いましょう。体の柔軟性を保つことは筋肉の可動域を広げることにも効果的で怪我の防止はもちろんのこと代謝促進にも繋がり、同じトレーニング・エクササイズメニューを行ってもストレッチを入念に行った方が効果的に脂肪燃焼させることができ、より優れたダイエット効果を得ることが期待できます。ストレッチは一般的な静的ストレッチからではなく動的ストレッチから行うようにしましょう。

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