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【ボクシング】ドネアvs堤 12/17トリプル世界戦

2025.12.13

【ボクシング】ドネアvs堤 12/17トリプル世界戦

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本日もボクシングニュースをお届けします。
17日に行われるボクシングのトリプル世界戦(東京・両国国技館)のメインイベントでWBAバンタム級王者・堤聖也(29)=角海老宝石=に挑む同級暫定王者ノニト・ドネア(43)=フィリピン=が12日、東京都内で公開練習。世界5階級制覇のレジェンドは「ケガがなくしっかり練習できていれば年齢は関係ない」と自信をみなぎらせた。
 リングではチーフトレーナーでもあるレイチェル夫人とドクJトレーナーのミットに雄たけびをあげながら伝家の宝刀・左フックなどを打ち込んだ。ギアを上げたところでグローブが壊れ、急な中断となったが、肉体、精神の両面でコンディションがいいことは明らか。レイチェル夫人は「今回のトレーニングでずっと使ってきたグローブ。きょうここで壊れたということは、どれだけ充実した練習ができてきたかの証明」と、手応えを感じていた。
 フライ級からフェザー級まで制覇。日本では現世界4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(32)=大橋=と2019年と22年の2度にわたって対戦し、敗れはしたが、1度目の対戦で井上の顔面を骨折させる歴史的な激戦を見せた。
 「挫折の美点は、より強くなれること。暗闇の美点は、そうでなければ見られない光があること。井上に敗れて自らを学び、準備を整えれば年齢は関係ないと気付くことができた。今、自分はより強くなっていると感じている」とドネア。今年6月、約2年ぶりの実戦となったWBA暫定王座決定戦は精彩を欠く内容だったが、当時は3週間しか準備期間がなく今回は万全だという。

 「勝利のカギは経験、そして勇気だ。堤はとても勇敢な選手。ただ、私は長く戦ってきて一度も下がったことはなく、勇敢な戦士であることを見せ続けてきた」。多くの強敵との激戦を経験してきたドネアは、現代の激闘王の堤を闘志でも上回ると宣言した。

会見では今後について質問も。11月に那須川天心を破り、WBC王座についた井上拓真(大橋)について「彼がWBA王者時代に戦いたいと思っていた。実現しなかったが、今回ぜひ統一戦がしたい。水曜(17日)がもちろん優先だが」と、意欲を見せていた。
 堤を指導するDANGANジム石原雄太トレーナーも公開練習を視察。「左フック、アッパーの軌道が同じで見えづらそう。打ち合いになるんだろうなと。堤とは『2、3回倒されても残り全部のラウンドを取るぐらいでいこう』という話をしています」と、激戦を予告していた。
 戦績はドネアが43勝(28KO)8敗、堤が12勝(8KO)3分け。試合はU―NEXTが独占生配信する。【中日スポーツ】

 

 

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