【ボクシング】那須川天心vs井上拓真 WBC世界バンタム級王座決定戦 勝敗はいかに!?
【ボクシング】那須川天心vs井上拓真 WBC世界バンタム級王座決定戦 勝敗はいかに!?
大阪府堺市のボクシングジム、ボクシングジムを堺市でお探しの方はフィリアボクシングジムへ!
本日もボクシングニュースをお届けします。
世界ボクシング評議会(WBC)は18日(日本時間19日)、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27)=帝拳=と、同級2位の井上拓真(29)=大橋=がWBC世界同級王座決定戦(24日、トヨタアリーナ東京)の7日前計量をクリアしたと発表した。両選手が体重計に乗っている写真は公開したが、体重は公表されていない。 WBCは「この試合は日本で大きな期待を集めている。那須川はボクシング界における世界的なスターとしての地位を固めようとし、井上は王座奪還とキャリアの再確立を目指す。世界ボクシング評議会は両選手とそのチームの規律と組織の規則および規定への献身を称賛します」などとコメントした。 7日前計量は契約体重+3%の55.1キロがリミット。前日計量のリミットは53.5キロとなる。那須川は12日に東京・新宿区の帝拳ジムで報道陣に練習を公開した際に「体重もいつもより仕上がっていて、もう(53.5キロまで)3キロを切っているぐらいなので、万全の状態でリングに上がれると思います。皆さんの人生の価値観だったり、普段思っていることだったりが本当に変わるような試合になればと思いますので、一緒に闘いましょう」と話していた。 WBCはタイトルマッチで試合の30日前(リミットは契約体重+10%)、14日前(同5%)、7日前の事前計量を義務付けている。両者がおのおの動画に記録してWBCへ提出する。 興行はアマゾンの動画配信サービス「プライム・ビデオ」が第3試合以降を午後5時から独占生配信する。プロ戦績は那須川が7戦7勝(2KO)、井上が22戦20勝(5KO)2敗。
ボクシングのWBC世界バンタム級2位・井上拓真(大橋)が18日、横浜市内の所属ジムで公開練習を行った。24日には同級1位・那須川天心(帝拳)と同級王座決定戦で激突する。「過去イチ」と自負する仕上がりで無敗の那須川との一戦に臨む。興行はAmazon プライム・ビデオで生配信。戦績は29歳の井上が20勝(5KO)2敗。27歳の那須川が7勝(2KO)。
拳と気持ちを仕上げてきた。井上は会見で「走り込みの合宿から始まり、スパーリング。どれもやり切れた。今は最終段階。体調もコンディションも、全てが仕上がっています」と強調した。スパーリングは11日に打ち上げ済み。総ラウンド数は100回を超えたという。那須川陣営の浜田剛史代表や粟生隆寛トレーナーらが視察に訪れた中、井上はシャドーとミット打ちを1ラウンドずつ行った。軽めの練習で手の内を明かさなかったが、軽快なフットワークを披露した。 井上は23年4月にWBA世界同級王座を獲得。2度の防衛に成功するも、24年10月に現WBA世界同級王者・堤聖也(角海老宝石)に敗れ、王座陥落。引退をするか悩んだ末に現役続行を選んだ。那須川との一戦は再起戦となる。井上は「世界王座に返り咲くというよりは、天心選手にしっかり勝って初黒星をつける。ここが一番のモチベーション」と闘志を燃やす。「応援してくれる方に恩返しがしたい」と力を込めた。 父・真吾トレーナーは「拓真がプロになってから初めてというくらい同じ思い、気持ち、温度でトレーニングができました。本当にしっかりついてきてくれました」と振り返る。ロードワークなども含め激しいトレーニングを積んできたというが「最後まで音を上げなかった。今までは自分でリミッターをつけて落としちゃうんですよ。今回はもう、全部リミッターを外してきましたから」と太鼓判を押す。仕上がりは「過去イチ」と断言した井上は、勝利だけを見据えている。 WBC同級王座は中谷潤人(M.T)が保持していたが、中谷がIBF同級王座とともに返上したことにより、空位となっている。
人気日本人プロボクサー同士による世界王座決定戦が近づいている。
WBC世界バンタム級タイトルマッチ、那須川天心(1位/帝拳)vs.井上拓真(2位/大橋)。刻は11月24日、舞台は新設のトヨタアリーナ東京だ。
プロボクシング転向後、7連勝と勢いに乗りスピードで勝る那須川と、13カ月ぶりの再起戦ながらキャリアと総合力で長ける井上の激突─。
中谷潤人(M.T)が返上したグリーンの世界ベルトを腰に巻くのはどっちだ!?
決戦まで、あと1週間。最終予想をお届けする。
勝敗予想は真っ二つに分かれている。それだけ両者の実力が拮抗、いずれが勝つパターンも想像できる好カードだ。試合当日、会場は大熱狂に包まれることだろう。さて勝敗予想だが、私は「那須川の判定勝ち」と見ている。この一戦に関しては試合内容は問われない。勝つか負けるか、それがすべて。ならば、那須川が選択する戦術は一つしかない。持ち味であるスピードを最大限に活かしてのアウトボクシングだ。距離を保って足を使い、当てては離れるスタイル。そのスピードに井上はついていけないだろう。那須川の強みはそれだけではない。類稀なる動体視力の良さからディフェンスも巧み。自らのパンチは当てて相手には打たせずの闘い方で、那須川優位のラウンドが重ねられていくと見る。
ただ気になるのは、井上陣営の戦略。
「絶対に勝つからやらせてください」
井上尚弥は、那須川と弟・拓真の試合が持ち上がった時に大橋秀行会長にそう話したそうだ。「絶対に勝つ」闘い方を井上陣営は本当に見い出しているのだろうか。もし筆者が思いつかないような戦略、那須川がリング上で戸惑うような闘い方を井上陣営が準備できていたならば「まさか!」が生じるのかもしれないが─。
【Yahoo Newsより】
大阪府堺市のボクシングジム、ボクシングジムを堺市でお探しの方はフィリアボクシングジムへ