【ボクシング】寺地拳四朗世界タイトルマッチ結果
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WBA、WBC世界フライ級王者の寺地拳四朗(33=BMB)が、WBA世界同級3位、WBC同級2位のリカルド・サンドバル(26=米国)に判定1-2で敗れ、王座陥落した。 優勢とみられていた戦いで、5回にダウンを奪うも仕留めきれず2敗目。井上尚弥に続く2階級での統一王座防衛に届かず、目標とした新たな舞台につなげることはできなかった。
寺地にとって多くを失う敗戦となった。 序盤から相手との距離を意識した戦いで、ポイントで劣勢となった。5回に見事なワンツーでダウンを奪って1度は形勢逆転したが、終盤はパンチを食らう場面が増えて、1-2の判定負け。2人のジャッジが終盤4回を全てサンドバルを評価する戦いを「サンドバル選手が本当に強くて、思った以上に崩すのが難しかった。逆に(パンチを)もらったり、向こうの方が上手やったかなという感じ」と振り返った。 今年5月に念願だった米ロサンゼルス合宿を実施し、WBC、IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27=M・T)を指導するルディ・エルナンデス・トレーナーの教えを受け、特にディフェンス面を強化したはずだった。しかし過去最多とも言えるパンチを食らい「(ディフェンスが)そこまで染み付いていなかった」。早々に右目上を腫らす寺地らしくない戦いに消沈した。 21年9月以来、8戦ぶりとなる黒星は、2本のベルトだけでなく自身初の海外興業や、世界屈指のボクサーという称号もこぼれ落ちるものとなる。 サウジアラビア政府直轄プロジェクト「リヤド・シーズン」から、年末に予定されるビッグマッチ参戦のラブコールを受けていたが、今回の王座陥落で白紙となる可能性が高まった。先方が重視するのは、全階級を通じた最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」でのポジション。この試合で9位からの順位アップを狙った寺地だが、敗戦でランク外となることが濃厚となったことで、中東からのオファーも失うことになりそうだ。 まさかの敗戦で、今後のプランは全て白紙に。楽しみにしたはずの今後については「今は何も考えられない」と発するのが精いっぱいだった。【Yahoo News 永田淳】
<プロボクシング:WBA、WBC世界フライ級王座統一12回戦>◇30日◇横浜BUNTAI◇5000人
WBA、WBC世界フライ級王者の寺地拳四朗(33=BMB)が、WBA世界同級3位、WBC同級2位のリカルド・サンドバル(26=米国)と対戦。12回を戦い判定で敗れ、王座陥落した。2階級で統一王座防衛なら井上尚弥に続き2人目だったが、快挙とはならなかった。
今年5月に「前から行きたかった」という米ロサンゼルス合宿を実施。WBC、IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27=M・T)を指導するルディ・エルナンデストレーナーの教えを受け、特にディフェンス面を強化した。6月には大阪で走り込み合宿を行い、心肺機能をアップ。着々と準備を整えてきた。
「本当にいい選手で、戦い方がうまい感じ。特に隙がなくて、そこを見つけるのが大変そう」と印象を語っていたサンドバル戦に向けては「向こうのペースにならないように戦いたい。無駄に打ったり打たれたりすることをなるべく減らして、しっかりラストにKOで勝てればいい」とイメージしたが、相手に上回られた。
この冬には自身初となる海外試合に臨む可能性もあるが、ベルトを失ったことで白紙となる可能性もある。サウジアラビア政府直轄プロジェクト「リヤド・シーズン」を運営する同国総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官から参戦ラブコールを受けており、12月27日にリヤドで開催される興行に参加する可能性があるものの、実現に向けて痛い敗戦。全階級を通じた最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」での順位もアップさせたい考えで臨んだが、現在の9位維持も厳しい状況となった。
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