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ボクシングの階級について(軽中量級)

2023.11.3

アマチュア・ボクシング男子において、体重が64kg以下かつ60kgを超えるボクサーは、ライトウェルター級に分類されます。この階級名は、「ライト(light)」が「軽い」を意味し、「ウェルター(welter)」が「波などのうねり」を指す言葉であり、ウェルター級よりも軽い階級であることを示しています。ライトウェルター級は、アマチュア男子ボクシングの全10階級の中で6番目に重い階級であり、ウェルター級との中間に位置します。

プロ・ボクシングでも、一部の団体で同名の階級が存在しますが、プロのライトウェルター級(スーパーライト級、ジュニアウェルター級とも呼ばれる)は、体重が63.503kg以下のボクサーが該当します。そのため、アマチュアでライトウェルター級であっても、同じ体重でプロに転向した場合、ギリギリでウェルター級に分類されることがあります。

アマチュア・ボクシング男子において、体重が60kg以下であり、56kgを超えるボクサーはライト級に分類されます。ライトとは「軽い」という意味で、アマチュア男子ボクシングの全10階級の中で7番目に重い階級です。ライト級はライトウェルター級よりも1階級軽く、バンタム級よりも1階級重い位置にあります。

この階級名は1886年(明治9年)から使用されており、ヘビー級に次いで2番目に古い階級名です。プロ・ボクシングでも同じ階級名が存在し、プロの場合の体重制限は61.235kg以下です。したがって、プロの場合はアマチュアとほぼ同じ数字と言えますが、プロではさらに下の階級にスーパーフェザー級/ジュニアライト級(58.967kg以下)が存在するため、アマチュアからプロへ転向する場合にはライト級またはスーパーフェザー級/ジュニアライト級、さらに下のフェザー級(57.153kg以下)のいずれかに相当します。

アマチュア・ボクシング男子において、体重が56kg以下であり、52kgを超えるボクサーはバンタム級に分類されます。バンタムとは、ニワトリ品種の矮鶏(チャボ)を指す言葉から名付けられています。チャボは日本で生まれた天然記念物であり、世界中で愛される小型のニワトリ品種です。一般的には「バンタム」と表記されますが、英語の発音では「ベンタム」に近い読み方をします。

1964年(昭和39年)の東京オリンピックでは、桜井孝雄選手がバンタム級で金メダルを獲得しました。プロ・ボクシングでも同じ階級名が存在しますが、プロの場合は53.524kg以下の体重制限が設けられています。

アマチュア・ボクシング男子において、体重が52kg以下であり、49kgを超えるボクサーはフライ級に分類されます。フライとは「ハエ」を指す言葉です。アマチュア男子ボクシングの全10階級の中で、フライ級は9番目に重い階級です。フライ級より軽い階級はライトフライ級(49kgまで)しか存在しません。

プロ・ボクシングの世界でもフライ級は存在しますが、プロの場合は50.802kg以下がフライ級とされます。アマチュアのフライ級で活躍した選手がそのままの体重でプロに転向する場合は、少し複雑な状況となります。プロでは、ひとつ上のスーパーフライ級/ジュニアバンタム級/ライトバンタム級(52.163kg以下)か、フライ級(50.802kg以下)、さらに下のライトフライ級/ジュニアフライ級(49.988kg以下)のいずれかに分類されることになります。

アマチュア・ボクシング男子の全10階級の中で、最も軽量な階級はライトフライ級です。ライトフライ級は体重が49kgまで設定されています。49kgを0.1kgでも超えると、フライ級に分類されます。ただし、このライトフライ級が最軽量とされるのは、アマチュア男女のエリート(19歳以上40歳以下)およびユース(17~18歳)のみであり、国際ルールではジュニア(15~16歳)の場合はピン級(46kgまで)が存在します。

プロ・ボクシングには同じ階級名が存在しますが、プロの場合、ライトフライ級/ジュニアフライ級は48.988kg以下の選手を指します。ただし、プロの場合はさらに軽い階級としてミニマム級/ストロー級/ミニフライ級(47.627kg以下)が設定されています。なお、この階級は男子の場合であり、女子にはさらに軽い階級が存在します。

 

 

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