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ボクシング寺地拳四朗、統一戦や今後の展望

2025.06.24

ボクシング寺地拳四朗、統一戦や今後の展望

 

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本日はボクシング世界フライ級統一チャンピオンの寺地拳四朗選手に関する記事を掲載します。

 

WBA・WBC世界フライ級統一王者の寺地拳四朗が、2025年7月30日に横浜BUNTAIで防衛戦を行う。対戦相手は米国のリカルド・サンドバルで、寺地にとって統一王座の初防衛戦となる。最近米国合宿でディフェンス強化を図っている寺地は「圧勝したい」と意気込んでいる。

 

  1. 寺地拳四朗はどんなボクサー?
  2. 寺地拳四朗の戦績
  3. 寺地拳四朗の試合はどこで見れる?
  4. 寺地拳四朗の今後は?

 

1.寺地拳四朗はどんなボクサー?

 

寺地拳四朗は1992年1月6日、京都府城陽市生まれの33歳で、元日本ミドル級・OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王者である寺地永を父にもちます。

日本史上初の親子での東洋太平洋王座、世界王座獲得という快挙を成し遂げました。

アマチュアで74戦58勝(20KO)16敗という輝かしい実績を残し、2014年にプロデビューしています。

プロ転向後、日本、OPBF東洋太平洋のライトフライ級王座を獲得しました。

2017年にWBC世界ライトフライ級王座を奪取し、8度の防衛に成功しています。2021年に一度王座を失うも、ダイレクトリマッチでKO勝利し王座を奪還しました。

2022年には京口紘人との統一戦を制し、WBA・WBC統一王者となっています。

フライ級に転向後、2024年10月にWBC王座を獲得して2階級制覇を達成しました。

2025年3月にはユーリ阿久井政悟を破り、ライトフライ級に続いてフライ級でもWBA・WBCの王座を統一。

数々の実績から、権威ある「ザ・リング」誌のPFPランキングで9位にランクされています。

卓越したスピードと正確なジャブを武器に、相手との距離を支配します。

相手によって戦術を自在に変化させるクレバーさも併せもっている選手です。

2.寺地拳四朗の戦績

プロデビュー以来、寺地拳四朗は数々の強豪と拳を交え、輝かしい戦績を築いてきました。

日付 対戦相手 結果 内容 備考
2025-03-13 ユーリ阿久井政悟 12R 1:29 TKO WBA・WBC世界フライ級王座統一戦
2024-10-13 クリストファー・ロサレス 11R 0:06 TKO WBC世界フライ級王座決定戦。2階級制覇
2024-01-23 カルロス・カニサレス 12R 判定2-0 WBA・WBC世界Lフライ級王座防衛
2023-09-18 ヘッキー・ブドラー 9R 2:19 TKO WBA・WBC世界Lフライ級王座防衛
2023-04-08 アンソニー・オラスクアガ 9R 0:58 TKO WBA・WBC世界Lフライ級王座防衛
2022-11-01 京口紘人 7R 2:36 TKO WBA・WBC世界Lフライ級王座統一戦
2022-03-19 矢吹正道 3R 1:11 KO WBC世界Lフライ級王座獲得
2021-09-22 矢吹正道 10R 2:59 TKO WBC世界Lフライ級王座陥落
2021-04-24 久田哲也 12R 判定3-0 WBC世界Lフライ級王座防衛⑧
2019-12-23 ランディ・ペタルコリン 4R 1:08 TKO WBC世界Lフライ級王座防衛⑦
2019-07-12 ジョナサン・タコニン 4R 1:00 TKO WBC世界Lフライ級王座防衛⑥
2018-12-30 サウル・フアレス 12R 判定3-0 WBC世界Lフライ級王座防衛⑤
2018-10-07 ミラン・メリンド 7R 2:47 TKO WBC世界Lフライ級王座防衛④
2018-05-25 ガニガン・ロペス 2R 1:58 KO WBC世界Lフライ級王座防衛③
2017-12-30 ヒルベルト・ペドロサ 4R 1:12 TKO WBC世界Lフライ級王座防衛②
2017-10-22 ペドロ・ゲバラ 12R 判定2-0 WBC世界Lフライ級王座防衛①
2017-05-20 ガニガン・ロペス 12R 判定2-0 WBC世界Lフライ級王座獲得
2016-12-10 レスター・アブタン 3R 2:45 TKO OPBF東洋太平洋Lフライ級王座防衛①
2016-08-27 大内淳雅 1R 2:55 KO OPBF東洋太平洋Lフライ級王座決定戦
2016-04-14 角谷淳志 1R 1:20 TKO
2015-12-27 堀川謙一 10R 判定3-0 日本Lフライ級タイトルマッチ
2015-10-12 ロリー・スマルポン 10R 判定3-0 WBCユースLフライ級王座決定戦
2015-08-10 大前貴史 4R 0:59 KO
2015-03-26 長嶺克則 7R 1:40 KO
2014-10-19 ファウワナイ・ウォースラポー 2R 1:01 TKO
2014-08-03 ヘリ・アモル 6R 判定3-0 プロデビュー戦

プロボクシング戦績は26戦25勝(16KO)1敗となっています。

唯一の敗戦は2021年9月の矢吹正道戦でしたが、直後のダイレクトリマッチでKO勝利し王座を奪還しました。

近年は激しい打ち合いを厭わない「激闘型」の試合が多かったが、ユーリ阿久井戦での消耗を踏まえ、ディフェンス面の強化に着手しています。

最近では中谷潤人らが師事するルディ・エルナンデス・トレーナーの指導を米国で受け、ガード技術などを向上させました。

サンドバル戦では、成果を発揮し、被弾を減らした「新しい拳四朗」を見せたいと語っています。

 

3.寺地拳四朗の試合はどこで見れる?

7/30に行われるWBC・WBA世界フライ級王座統一戦寺地拳四朗vsリカルド・サンドバルはU-NEXTで独占配信されます。

寺地拳四朗の次戦は、帝拳プロモーション主催の「U-NEXT BOXING 3」のメインイベントとして開催されます。

イベント名 U-NEXT BOXING 3 トリプル世界タイトルマッチ
日時 2025年7月30日(水) 18:00開始予定(16:30配信開始)
会場 横浜BUNTAI
対戦カード WBA・WBC世界フライ級タイトルマッチ 12回戦
王者 寺地拳四朗(B.M.Bボクシングジム)
挑戦者 リカルド・ラファエル・サンドバル(米国)

寺地にとって2025年3月のユーリ阿久井政悟戦以来の一戦です。前回の試合では激闘の末に12回TKO勝利を収め、フライ級のWBA・WBC王座を統一しました。

 

4.寺地拳四朗の今後は?

 

今回の防衛戦は寺地拳四朗のキャリアにおいて重要な分岐点となる可能性があります。

寺地はサンドバル戦がフライ級での最後の試合になる可能性を「ゼロではない」と示唆

ボクシング東京オリンピック金メダリスト英国のガラル・ヤファイとのビックマッチも噂されている。

以前からスーパーフライ級への転向と3階級制覇への意欲を語っており、「(フライ級での目標は)あんまり、ないですね。だからスーパーフライ級にいきたい」と明言しました。

階級を上げることには慎重な姿勢も見せており、「もっと筋肉を付ける必要がある。やるなら次の次か、さらに次の試合」とも述べています。

サンドバル戦でダメージを少なく、KOで圧勝することが、スムーズな階級転向への鍵となると考えているようです。

スーパーフライ級での具体的な目標として、現WBC同級王者であるジェシー・ロドリゲスの名前を挙げています。

パウンド・フォー・パウンド(PFP)でも高く評価されるロドリゲスとのビッグマッチを実現させるためにも、サンドバル戦での印象的な勝利が不可欠だと語っており、「しっかり勝って、次につなげたい」と意気込んでいます。

https://spocale.com/blog/kenshiroteraji-nextfight/#i-6

【スポカレより引用】

 

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